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2013年11月 7日 (木)

旧KISS-FM経営陣の責任問題が解決方向に

現KISS FM社長横山剛氏のブログ「一粒万倍」10月8日付

http://blog.src-japan.net/archives/1960273.html

元役員に対する損害賠償請求権の査定の申立の裁判は、
会社側の損害賠償請求を争っていた元役員が、その「経営責任を全面的に認めたこと」により、平成25年10月3日、神戸地方裁判所において和解が成立されたようです。

この損害賠償は、現在のKISS FM(事業譲渡を受けた「兵庫エフエム放送株式会社」ではなく、民事再生手続した旧KISS-FMの債権者への弁済に当てられるはずです。
平成26年4月頃一連の民事再生手続きは完了する予定ということ
ただし、旧KISS FMは、主たる事業の放送事業は兵庫エフエム放送株式会社に事業譲渡されていますので、民事再生手続というものの「再生」とはならず、「解散」となるなど事実上の破綻処理のようなものだと思います。
なお、旧経営陣とは、旧社長のH氏をはじめとする方のことだろうと思いますが平成23年6月以来の訴訟がこれで一応のけじめができたみたいです。
損害賠償金額の申し立て金額は、1億9746万5031円だったようですが、和解金額については今後明らかにあると思います。

結果として旧KISS-FMの株主だった神戸市・尼崎市などの地方公共団体や設立時に出資した地元企業には、株式そのものが無価値になるという「株主責任」が負う形となり
新「兵庫エフエム放送株式会社」に出資した、旧株主企業は、ネット供給を受けるFM東京や横山氏が社長であるSRC社など数社にとどまっています。
もっともKISS-FMは独立局として開局し、当時はUCCが経営に関与するなど、神戸経済界の支援を受けて開局し、その後、ダイエー資本が入るなど優雅な時代もありました。
たとえば、ローソンの店内放送も当時のKISS-FMが制作した時代もあったと聞いています。
問題となった旧経営陣の特徴は アンチ神戸市政・アンチ神戸市長でした。その経営陣が独立局からJFN路線を選び、その後悲惨な結果を招いたといわれます。
最近は、神戸制作の番組も復活したKISS FMですが過去の歴史に学び、どのあたりでおかしくなったかを見直す良い機会と思います。
このような問題はあるにせよ、いずれにしても、横山さんの努力に敬意を表します。
(参考)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1240200217

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コメント

アンチ神戸市政・アンチ神戸市長は、その問題となった社長の時代で終ったのかな?違うよね!
その伝統は今にも生きていますね!

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