ラジオ関西60年 各出演者の話題要点と解説・感想(第23週 森重貴美子・富本孝子さん)
ラジオ関西60年 各出演者の話題要点と解説・感想
第23週 森重貴美子・富本孝子 さん
お話の要点
23週は2人の女性アナウンサーの登場
まず、森重貴美子さん。昭和42年入社、(3年程度の在職)ということ。 次に「とみもとたかこ」さん。昭和46年入社 3年間在職
退職後「いりえたかこ」という名前で10年ぐらい活躍されたという。
(ここで、「三上公也の朝は恋人」時代、「おはようコープです。」のレポータをされておられたことを思い出しました。
声は当時と同じです。当時はとみもとたかこさんと同一人物とは思いませんでした)
森重さんが退職され、その後釜が偶然とみもとさんという関係になるのですが職場では接点はないということ。
ところがこの2人は現在も仲良くつきあっておられるということ。
大学の放送部が同じということ、予想通り関学大の放送部出身と放送で言われていました。
出会いは退職後の1983年大阪城博覧会で連日会場でステージがあり、ここで出会った。
そのときのステージイベントのトップが田淵あきらさんだったという。
大阪城博覧会以来、個人的につきあっている。
森重 入社のときは幸運だった。文化放送とラジオ関西ぐらいにしか入社試験は無かった。電話リクエストで、女子アナ募集を知った。
富本 森重さんとは正反対。アナウンスの専門教習所にも通って努力を重ねた。
入社試験で奥田博之アナウンサーに面接で「あなたは美人と思いますか?」と聞かれた。今ではセクハラの質問。
「自分ではそう思います」と答えるのだが、それが自分の転換点になった。
当時のラジオ関西の雰囲気はなごやかであり、怒られた記憶がない。
森重 Gパンや、ミニスカート当時の流行の洋服を揃えた。小山乃里子さんもミニスカートをはいていた。リーダー的存在。
富本 お金をためてオープンデッキを購入するなど、勉強家だった。つまらないアナウンサーだった。3年間がしんどかった。
森重 3年半を経過して、結婚を機会に退職した。アナウンサーの仕事を続けられなかったことは残念。
富本 声は消しゴムで消せない。憧れの職業につくことができたので嬉しかったが 責任を感じた。
番組の話
森重 歌声は風にのってを担当 ナマ番組 ゲストに加藤登紀子、水原弘さんなど
富本 私の時代ではゲスト番組があり 山口百恵 桜田淳子 草刈まさお さだまさし が新人の時代
さだまさしさんから、後日電話をいただいたこともある。
森重 私の時代では ご三家といえば橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦さんの時代
富本 私の時代では、それらの方々は波に乗っているのでラジオ局にプロモートで来ることがなかった。
しかし花の中三トリオの山口百恵は学業の間に須磨まで来た。
森重 私が入社後2年後には、学生運動がさかんになった。(高度成長期は4年違うと全然違う)
富本 浅間山荘事件をテレビで奥田アナウンサーと一緒に見た。
森重 ラジオ関西で驚いたのは組合活動 学生運動には巻き込まれなかったが、会社では組合活動の洗礼を受けた。よくストをした。
林 ものすごい変革 激動 経済が大きく成長した時代 それぞれの立場で経験された いちばん動いていた時代でしょう
ワイド番組 女子アナの役割
富本 ニュースを読んでいない 女性の仕事ではかかった。
森重 私もニュースを読んでいない ニュースは男性のものだった。(この20年の変革だろう)
富本 ワイド560という番組が記憶に残る。山田健人さんのアシスタントをした。
ポップメイトという女性が町に出て音を集めた。アナウンサーの役割がかわる転換点だったと思う。
高度成長期は放送がかわる時代だった。
富本 入江孝子名で、おはようコープを10年続けた。奥様レポーターという役割。いろいろな取材をした。
最終が阪神淡路大震災の年だった。おはようコープですのイベントで但馬などにも伺った。
(最近気になること)
「ながら族」ができなくなった。ラジオを知らない世代がいるのに驚いた。ラジオはやさしくあって欲しい。
若い人でも、心に訴える包み込むような放送がいいのっではと思う。適度のスピードが求められる。
世の中がやかましい。街中がやかましい。音に鈍感となっているのではないか。憧れてもらえるラジオ番組がいい。
言葉を大切にすることが大切。個性を大切にするのとは別。
(アナウンサーのリクエスト曲・選曲)
2012年3月05日(月)夜明けのスキャット/由紀さおり
2012年3月06日(火)ユーヴ・ガット・ア・フレンド/キャロル・キング
2012年2月07日(水)男と女/サウンド・トラック
2012年3月08日(木)アンチェインド・メロディ/ライチャス・ブラザース
2012年3月09日(金)イエスタデイ・ワンスモア/カーペンターズ
解説と感想
今回の放送で、2人の声の感じや、話し方にも良く似たところがあり、私は「入江孝子」さんの方は判別可能なはずですか、どちらが話されているか混同したこともあります。
この「アナウンサーでつづるラジオ関西60年」は、かって2012年3月までラジオ関西で放送されたものです。
このブログでも、毎週月曜日分の登場者を紹介して応援していましたが もう少し整理したものが欲しいという声が多くなりました
ここに紹介するものは膨大な情報量のうち要約の一部に過ぎませんが、どのような内容であったかというメールが多く参考にしていただくものです
つまり、あらすじ的に表現するものです。したがって発言者にとって大切なことが抜けているということも十分に考えられます
したがって綿密な検証が必要なののはオリジナルをお聞きになってください
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