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2010年5月 3日 (月)

昨年8月26日の私の記事を読み直して想うこと (KISS-FM破綻関係)

民放県域FM局について思うこと
http://jf3mxu.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/fm-0f26.html
KISS-FMの記事を検索して、私自身が書いたページを見つけ気になったことがある
この記事を執筆したのが昨年8月26日であるから、8ヶ月以上も前の話である。
>結論 現在の各地の県域FMの経営がもしも今後むずかしくなったときはFMの統合ではなくAMとか地元メデイア等にゆずることも考えるべき。

もちろん、これは現実的ではないのですが、検討するときはこの程度まで考えなければ無理という意味です。FM局が同じエリアにあるFM局の傘下になるのもおかしな話です。これが可能になりつつある現在ですからいろいろなパターンは考えられるようにすべきという意味です

当時、この記事を書いたところ AMのラジオ関西ファンの私がFM局の問題に文句をいうなというような苦情が多数寄せられたことを思い出す。
「KISS-FMは健全である」「JFNの放送を聴くことができるのは国民の権利である(!?)」「JFNになってから、KISS-FMは多額の利益をだすようになった。それに比べ県域AMはどうなんだ」という調子である。
しかし、常識的にFM大阪と放送エリアの重要地点は重複しており、FMにはFM802という新たな市場占有者がいることぐらい素人の私でも知っていることである。このようなメールにも、名前があるものには返事を書き、真意を理解していただいたこともある。
ブログでは、控えめに「最近のその放送局の動向がリスナーの憶測を呼んでいるのではないだろうか」と述べたが、今となっては「関係者からのリーク」そのものではなかったかと思うようになった。
このときは、私もアンチFM東京のような論調であったが、最近のFM東京の行動は理解できることも多くなっている。良く考えるとJFN加入はKISS-FMの社長だった平澤氏から出されたものであり、その経営判断によるものである以上、
その成果が悪くともKISS-FM経営側が負うべき内容であるからであった。しかし粉飾とは知らずに「儲かりさえすれば何をやってもいいのか」ということを形をかえて論じていたと思う。
近畿地方のAM局はどこの局を見ても、それなりに番組編成に工夫をされ、出演者も往年のスターだったり、それなりに名前が売れた出演者なのにAM局はそれほど儲かっていないはずだ。
ところがFMは、若者相手に気取ったDJでCDをかけたり、ネットを受けるだけで儲かっている。KISS-FMはいいなあというように。(ある意味で「ひがみ」的発想だった)
しかし、AM局はどの局でもラジオ祭りのイベントはあり、ラジオ関西では「神戸まつり」で大々的におまつり広場も運営されており、地元のスポンサーもしっかり押さえているように見える。
そして神戸新聞グループも神戸まつりには大々的に力を入れて地域社会と共存共栄している。しかしKISS-FMにはこのあたりが全くといっていいほど感覚が欠如している。(特にJFN入り後)
しかし、これらは巨額の粉飾決算ということで幕引きが行われようとしている。
先般も、スポットCMの価格破壊の実例が書き込まれていたが、事実とすれば担当役員だけではなく、社員もある程度の事情を知っていた可能性があり、会社ぐるみではなかったかという声もありました。
今後、会社を再生するにあたっては同じような過ちをしないように、また、今回のような6300万円で、32%の筆頭株式の地位を売るような第三者割当をすることが無いようにと思っています

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コメント

確かに神戸まつりや、ラジオ関西まつりでは、しっかりとスポンサーがつき、露店もいろいろと出ていました。

それから比べればKISSは、やはりひどかったのでしょうね・・・。

やはり読ませて頂いて思うのは、この平澤という人物は、本当に一放送局を食い物にしていたとしか思えませんよねぇ・・・。

とくながさん
このあたりのことは、サー伯爵さんが、平澤氏の粉飾やその後の対応がひどいものとは知らない私にとって、ズバリ真正面から向かい合い、現在の惨状を予期するような考えをお持ちでしたし、伝えたいことはよくわかり、また複雑な心理を察していたところでした。また、写真家の井川宏之先生はKISS-FM創立の頃のパンフレットの写真や小冊子となったタイムテーブルの表紙の写真も担当されるなど、それなりの想いがあったように思います。井川先生は福井玲子さんの番組にもゲスト出演されるなど、独立局時代のKISS-FMにはそれなりの想いがあったように思います。

たしかにAMは、番組づくりにかなり創意工夫がありました。ラジ関も以前は報道要員もかかえ、全方位的な取り組みでしたね。FMは逆にもっと要素を絞るべきのなかもしれません。かといって、おっしゃるように、カッコだけやっていけるものでもない。バブル期じゃないですし。どうもラジオの共感力が弱くなってるような気がします。

私も今回、我慢ならずに、少しだけKissについて書きました。

間違い等、多々あろうかと思いますが、良ければお読みください。

CW-EDITさん、私もラジオの共感力が弱くなってるように思います。その意味でFMが現在のような放送スタイルでいいのかとも思います。
とくながさん 拝見しました。現在進行中のことは書きにくいことも多いと思います

今日であと残り25日…


ラジオ関西がKISSの経営を請け負うことは現実的ではないにしても、
万が一6月以降、KISSが閉局した場合、KISSで現在放送されているJFNの全国フルネット番組(ナショナルスポンサーが付いているもの)を、
ラジオ関西が一部引き受けて放送する、といったことが、ひょっとしてあるのかな?
ということを私は思ってみたりします。


実際、地方各県に民放FMが無かった頃は、
平日15時手前の帯番組
(『DAYS CLIP』⇒『クロネコヤマトのデイリートーク』)や、
日曜夕方のスズキ枠
(『大江千里のステーション・キッズ』⇒『福山雅治のトーキングFM』)が、
山陽放送や四国放送、ラジオ福島などで、同時or.遅れ放送されていた記憶がありますし、
現在これらに相当する枠も、スポンサーやパーソナリティが、ラジオ関西との繋がりのあるものが結構あるようです。
(平日ミニ番組だと『あぐりずむ』のJA、
日曜だと『トーキングFM』のスズキ・福山雅治、
…その他)


ラジオ関西としても、ワイド番組を中心に、KISSとの関わりがかつて深かったスタッフやパーソナリティを多く起用し、
場合によっては、スポンサーや番組企画そのものを、ラジオ関西へほぼ移行して継続していることもあるので、
ひょっとしてラジオ関西の編成や営業サイドが、JFNやTFMと調整をしているのかも…
というのは、穿ちすぎでしょうか?

また、さらに考えられることが、少なくとも二点あります。

(1)兵庫県内のコミュニティFMやNHK神戸放送局が
“地元の放送・音楽文化を確保する”ことを目的に、
KISSに今まで関わっていた人たちを新たに契約or.業務委託で雇用するケースがこれまで以上に激増すること

(2)在阪FMの直接受信が厳しい、播磨にある3局(FMみっきぃ・FMゲンキ・BANBANラジオ)と、豊岡のFMジャングルが、
特例の形でJFN全国ネット番組を、スポンサー付きでそのまま定期放送すること

以上もありえる、と私は踏んでいます。


いずれにせよ、いち民間放送局の存続閉鎖というのみならず、兵庫県の放送局全部に大きな変化をもたらすやもしれない現実。

そして県内の文化(特に放送・音楽・演劇・情報)全体にさまざまな悪影響を及ぼさないか、
殊、中高生〜30代ぐらいまでの若い世代が、ますます東京や大阪・京都などの他地域に人口ごとシフトしてしまわないか、という懸念すら持っています。

http://blog.goo.ne.jp/tahkunno/e/cfa4fb2acd80b53fa5c0554060c12ce1

私は、正直、ラジオ関西でのJFNネット受けの可能性は、低いのでは、と見ています。

確かにクロネコ枠、SUZUKI枠、私も山陽放送でのOAを記憶しておりますが、かつてラジオ関西で、KISSの開局前にそのようなことをした経緯がなく、ラジオ関西は、物理上独立局で、兵庫県のみの放送となっていたとしても、さすがに大阪の多くをカバーしている以上、それこそFM大阪が認めるのかどうか、という現実的な問題があるような気がします。

いずれ結果は出るとは思いますが・・・。

(サー伯爵さん。また私のブログにもお待ちしております。)

はじめまして。関西のFM局は802一人勝ち状態が続き、COCOLOは802に丸投げし、KISSも完全死に体となってしまいましたね。KISSのラジ関への移行は無いにしても、ひょっとして現横山社長が言ってたプロ野球チームを持っている企業の支援をキーワードにJリーグヴィッセル神戸の親会社である楽天がとも思います。三木谷社長は兵庫県出身だしありうると思いますが、どうでしょうね。 

みなさんコメントありがとうございました
本日、新記事を皆さんの意見を参考にし作成しました。またコメントいただければと思います
どうぞこれからもよろしくお願いします

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