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2010年4月23日 (金)

FM局のJFNとAM局のNRN/JRNの違いを考えてみた(1)

いうまでもなくこれらは、わが国のラジオのネットワークであり、JFNはFMラジオ局
NRN/JRNはAMラジオ局のネットワークである。
先日、1980年発行の季刊ランラジオ「全国ラジオタイムテーブル総集」をあらためて熟読し、気がついた点をいくいつかあげてみたい。
なお、1980年(昭和55年)という年は、当時の民間放送FM局が4局しかない時代である。(FM東京、FM愛知、FM大阪、FM福岡の4局)
なお、FM愛知の開局は昭和44年12月24日と古く、FM大阪が昭和45年4月1日、FM東京が4月26日、FM福岡が7月15日と、ほぼ各局が開局10年を経た時代であったことを頭においておいていただきたい。
FM東京の開局が3番目というのを不思議に思われる方がおられるのではないかと思うが、FM東京の前身はFM東海(東海大学実用化試験局)の時代が長く、この局をめぐっては当時の郵政省が免許更新拒否、そのまま放送を続け電波法違反となる騒動が起き,結果として実用化試験局から民間放送に移行したということがあり、FM東海時代の1967年から「ジェットストリーム」が放送されているように、広告放送可能な「実用化試験局」、広告不可能な「実験局」などと姿をかえながらFM東京に移行した。
そのため、FM東京はFM東海時代から続く「高校講座」を月~土の18時30分から20時48分まで(1980年の場合)放送するなど教育放送的な編成があったのである。高校講座は早朝の午前5時から6時30分にも枠があるため 1日のうち4時間近くも高校講座をしていたFM局であった。
なお高校講座というのは、東海大学の付属高校の行う通信制高校の授業であり、ゴールデンタイムをこのような放送を開局10年経過後もしていたということだ。この形態は1988年頃まで続いていたのです。関西にいるとこのあたりの事情が全く理解できないところであった。
というのも、FM大阪では 18時台は「ビートオンプラザ」(田中正美さん)が放送され、愛知・福岡では「FMバラエテイ」(青木小夜子&大平透さん)が放送されている。月~金の番組で、かつ青木小夜子さんはFM東京で月~金午前6時30分からの「おはようミュージック」という帯番組も担当しているのでこの「FMバラエテイ」という番組は、FM東京で制作され、愛知と福岡で放送されていたのではと思います。
当時は、FM音楽雑誌が多く生まれ、放送される音楽の曲名や演奏者が報道され、FM放送を録音するというのが流行された時代でもあった。
しかし、FM東京か音楽や教育(高校講座)を放送するとき、FM大阪では「JOBU ポップサロン あなた」という午前9時からのワイド番組が誕生している
これはFMのAM化といわれたが人気番組であった。DJは ラジオ関西からフリーとなった奥田博之さんであった。
このようにJFNのネットワークはFM東京が中心でありながら、ゴールデンタイムなどは地方局の独自性を生かしたものが制作された。FM福岡が後発局に対しても優位に立てたのも独自番組に強みがあったこともあるのではと思っている。しかしこれがいったん競合となるとむずかしくなった局も多い。
これら、1980年にはある程度の形ができていたFMのネットワークであるが、AMのネットワークとは次の点が大きく違っていたのではと思います。
(1)AM局のネットワークでは、東京のキー局がJRNのTBS、NRNの文化放送/ニッポン放送と3局があり、地方の県域1局から2つのネットワークに入ると番組が選ぶことができた。
(2)さらにAMでは、番組制作を「火曜会」で制作する(文化放送が協力)など JRN/NRN以外の番組制作機構があった。
(3)地方AMラジオ局は、テレビ局も経営するものもあり、また多くは地元の新聞社や有力企業が株主であった。そのため、地方局といえども東京支社は各社独自で設けられていた。
(4)地方FMラジオ局は、AM局・地域テレビ局との関係はそれほど深いものではない。東京支社はJFNの建物の中にあるものが多い。
(5)1990年以降に設立された県域FM局は、好景気の中での需要予測で設立計画されたものが多く、不況になると弱い営業力、報道部門を持たない、制作部門を持たない(外注やネットに頼る)局が多い
(6)人口の多い地域では、20万人以上の都市ではコミュニテイFMが多く開局し、県域FM局の優位性が薄らいでいる
(7)また、立地条件によっては他府県のFM放送が届き、競合することが多くなっている。ただし、このことは広域放送地域ではAM局で顕著。FM局でも大阪局は、(府県域でありながら)事実上の広域をめざしている
(8)AMは、中波であるため波長も長くアンテナでも広大な敷地が要る。大規模設備を必要とし20KW、50KW、100KWという高電力局も多い。FMは10KW、1KW、500Wという基幹局でも電力は大きいものは少なく、放送設備もNHKと同居というものもある。
(9)FM民間放送の競合がない地域では、幅広い年齢層を扱うため問題はおきにくいが、FM802のような強力な競合がいるところではネットに頼りすぎでは負けてしまう可能性が高いのではと思います

ということがあげられるのではと思う

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コメント

JRN、NRNでは、それぞれ、ラインネット送出の番組があり、この中には、キー局のTBSや文化放送、ニッポン放送での放送がない番組、いわゆる「Bライン向け番組」もいくつかあります。
ラインネット送出番組は、番組表に基づいて、決められた時間に送出される事にはなっていますが、
現実には、ラインネット送出の番組、特に録音番組の多くは、決められた送出時間に加盟受け局側で同録とか、ラインネット同時受けで放送される事があまり多くなく、
制作局から放送を希望する地方加盟局へ番組テープを郵送する、「テープ廻し方式」で放送されているケースが多いようですが、本当なのでしょうか。

テープによるネットの話は聞いたことはあるのですが現実に、現在もあるのかよくわかりません
ご存知の方、よろしくお願いします

JRNもNRNも、ラインネットでの番組送出時間は、
生ワイド番組の中の一部コーナーやプロ野球中継を入れても、一日7~8時間程度だと思われます。
JRN、NRNとも、現在、ネットワークとしてのオフィシャルサイトがなく、
ラインネット送出番組表もアップされていないため、
現在、具体的にどんな番組がラインネット送出対応番組であるかの全体像が、極めてつかめない状況です。
ご存知の方は、ご教示いただけませんでしょうか。

オフィシャルサイトの件ですが、

http://www.tbs.co.jp/radio/jrn/

http://www.1242.com/network/

JRNは、日本地図と、それに伴ったネットワーク表示のみ、またNRNは、昔はHPはありましたが、なくなって久しいです。

しかし、去年の秋から、ニッポン放送が、ネット番組を表示するための専用のHPを立ち上げたようです。

ライン送信表は、昔はJFNは表示があったように記憶しておりますが、AMはありませんね。

テープネットは、おそらくネット向けの番組、JRNは小沢昭一、NRNでは、ネット向けのどうですか歌謡曲やミュージックスクランブルなどが確かテープネットではなかったでしょうか・・・?

とくながさん 情報ありがとうございました

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