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2010年4月29日 (木)

神戸新聞など報道 KISS-FM倒産/破綻 民事再生法の適用を申請

Kiss‐FMが破綻 負債6億7千万円判明
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002925448.shtml

KISS-FMの公式WEBにも
http://www.kiss-fm.co.jp/pc/topics/topics_index.php

いつの間にか粉飾の額が8億円に増えていたのも驚きましたが・・

「Kiss-FM KOBE」を除名処分 全国FM放送協議会、粉飾決算など指摘
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100428-00000575-san-soci

神戸の「Kiss-FM」が“破綻”
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100428-00000631-san-soci

多額の簿外債務も表面化しましたね

最悪のシナリオと思う方も多いのではと思うのですが、
この数ヶ月、この動きを注目していた私からみると、新社長の横山剛さんは良く考えられたものだと思います。

問題は、これからどうなるか・・だと思います

MBSの報道では、事業譲渡をめざしているといわれています

http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE100428230300344624.shtml

(以下は上記WEBからの引用です)

「実際に(経営の)中に入ってみますと毎日驚きの連続でした。なんでこんなふうになるまでほうっておいたのか」(Kiss-FM 横山剛社長)

 今年2月におよそ6億円の粉飾決算が明らかになったKiss-FMは、今月15日に新しい社長を迎え、経営状況の精査を行うなど自立再生を目指してきました。

 しかし、6億円のほかにも把握しきれていない不正な債務があり、現状のままでは再生は不可能と判断したということです。

 今後は事業譲渡による再生を目指し、30日に債権者説明会を開く予定。 (04/28 23:52)

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コメント

くるべく日が来たというべきか。
この半年の管理者さんの記事にもおどろくばかりです。地元ラジオへの愛着も感じましたよ。

ポートタワー改修完了のめでたい日、民事再生法申請とは・・・

あくまで現時点では、再生の意思表示を公式なかたちで示された、というのみ。
これ以上でもこれ以下でもないのですね。

TOKYOFMもバックアップはする方向でしょうが、放送継続が保障されるまでに、一ケ月の“ロスタイム”が与えられただけなのですよね…。

少なくとも最大の問題人物・平澤氏があまり大きくメディアでクローズアップされていないのが、私には気掛かりです。
このようだと、KISSFMどころか、放送含めたメディア全体の信用不安が更に広がる気がしてなりませんね。

とうとう破綻したんですね・・・。

それにしても今にして思うのは、もし当初から神戸新聞グループにいたのなら、この状況は防げたのかどうか、というところと、もう一つは、平沢なる人物が元サンテレビの人間で、結局は神戸新聞グループにあったとしても、食い物にされていたのか、という点です。

さらに言えば、このことを元サンテレビ社員の林英夫神戸市議が、どのように感じているのかが気になります。少なくとも、この方のブログを読む限りでは一議員としての社会的責任は感じましたが・・・。

皆さん コメントありがとうございます
サー伯爵さん、とくながさんの想いはもっともだと思います。いずれ明らかになる問題でしょうし、ここまでくると隠すことが不自然です。
なお、平澤氏は、S49にサンテレビ社員だったことがあるとはいえ、退社しESPN社員からH2年日本テレビ契約プロデューサ・デイレクターというフリーになったものと、KISS-FMの有価証券報告書に記載されています
サンテレビ専務になったのはサンテレビのプロパーではなく、ダイエーによる送り込みだったので神戸新聞グループとは無関係、サンテレビがダイエーから神戸新聞に戻ったとき平澤氏はサンテレビを退社されており、KISS-FM顧問、社長となり、今回の一連の騒動(粉飾決算など)を起こされているようです。もっとも平澤氏一人が悪いのではなく、周囲も問題だったと思いますが。

ついに来るべきものが来た、そう感じました。

前々から、Kissの経営状況の悪さは言われていましたが、ついに倒産という事態になってしまうとは。

おそらく、ダイエーや神戸新聞が手を引いた後から、この局はおかしくなったのでしょう。

そのうえ、粉飾決算がばれるなんて事態になったいまとなっては、買い手がいるのでしょうか?

このまま閉局という事態になりそうな気がしてなりません。
それにしても、KBS京都のときと違い、地元の人がKissに冷淡なのが気になります。あるいは、もはや見捨てられているのかもしれませんね。

高山さんごぶさたしております
おおむね高山さんのご理解で間違いないだろうと思いますが、今回の粉飾決算を行った社長の平澤さんはダイエー関係でサンテレビの役員もされていたのではと思いますのでダイエーの出資はなくなってからなぜ関与されたかが不思議なところです
いずれにしても今後明らかになるときがくるものと思います

開局当初は、街でKiss-FMのステッカーを貼ったクルマも見かけました。
期待があったはずなのに。
地元企業による真摯な再建ができればいいのですが、厳しいのは確か。電波を外資に開放という最後の手段もありますが、国がOKしないですね。

コメントありがとうございます
貴ブログはすばらしい記事ですね。別途紹介させていただきます
外資は放送局(無線局)の免許制度上、免許人となれば政策の根本から崩れますからね。諸外国の制度もそうですから

このたびのキッスFMをめぐる騒動は、
「何のための、そして誰のための民放多局化だったのか」を、総ざらいする契機になるのではないかと思います。
昨日発売されたある週刊誌で、
岩手県の第3民放テレビ開局をめぐる、小沢一郎氏やフジテレビとの関係や疑惑を蒸し返すような記事が載っていましたが、
その中に、岩手県の一部では、宮城県の民放テレビの電波が届くという旨の文章が書いてありました。
それと同じような事が、西川さんの住んでいる兵庫県をはじめとする環瀬戸内圏域とか、九州圏などでもあります。
たとえば、民放テレビ2局時代が続いた愛媛県では、その頃から、かなりの地域では、広島や大分、岡山地方の民放テレビ局が、高利得アンテナを駆使して十分に受信できていたようで、これらの局を受信する事で、事実上の多チャンネル化が視聴者側の知恵で達成されていたのです。
そうした地域で、地元県域民放テレビが4局化したところで、メリットがあるのかという疑問は、それぞれの地域に周波数割り当てがなされる前から出ていたのではないかと思われます。
そればかりか、そうしたいわゆる「平成新局」の多くは、開局前に、エリア内外の既存テレビ局への電波障害対策費が想定外にかさんだケースが多くありました。また、開局後の中継局の建設も、先発局に追いつくのがままならないところへ、テレビのデジタル化浮上もあり、建設を軒並み凍結せざるを得なくなっています。
さらに、多くの「平成新局」では、自社制作レギュラー番組の強化も暗礁に乗り上げており、主要なレギュラー制作番組が夕方のワイドニュースだけになっている局も多くなってきているといわれます。
キッスFMに限らず、近畿圏では、FM京都やFM滋賀といった県域民放FMも、経営が厳しいらしく、また、これほどメディアがあふれている時代に、情報よりも音楽を放送する割合が高いFMを県域ごとに置き続ける意味があるのか、疑問を抱いている方も多いのではないかと思います。
キッスFM問題は、過去の郵政省の放送多局化政策の検証や、今後の県域民放テレビの再編の是非などと絡めて、考えなければならないのではないかと思います。

らぶSUNさん
好景気の時代に1県1局のFMはおろか、テレビのネットワークをそのまま地方でも見れるようにするということは良さそうな制度でしたが、こう不景気になってしまえば広告そのものに期待できなくなったため、負担が大きくなっていると思います
AMラジオの局数よりテレビ局が多いところがあるというのもどうかと思いますね。

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