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2010年3月 1日 (月)

ポートピア81 アマチュア無線館の内部写真とそれを見た感想

先日ポートピア81のアマチュア無線館(8J3ⅩPO)の話題をしたところ、数名のアマチュア無線家の方から反響をいただいた。
http://jf3mxu.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-87a7.html
そうしているうち、写真家の井川宏之先生からさらに当時のアマチュア無線館の内部写真も送っていただいた。
この写真は、もともとモノクロ撮影だったのかという素朴な疑問を質問したのですが「この写真はすべてモノクロの、未使用写真です。」とのご返事。
貴重な写真のご提供に感謝いたします。ポートピア81は高度成長期ではなく、安定成長期ですがラジオ関西やサンテレビという神戸メデイアにとっては大きなイベントであり、アマチュア無線家にとっても自力でのパビリオン参加という意義あるイベントでした。

Naibu_3

Naibu2

この写真を見て驚くのは、写っている人々が「若い」ことです。当時は中学・高校・大学生のアマチュア無線家が結構多くの割合を占めていました。
現在はというと、定年退職後の趣味のようになっています。もちろん当時は若者趣味だった、ハムも、就職などでアマチュア無線という趣味を離れてしまい、
定年退職を機会に再開され、その変わりように驚かれる方も多いようです。私は開局33年になりますが、ハムの資格免許取得は、それより前でした。
学生で、無線機を揃え開局するということは、金銭面だけでなく周囲の理解が必要だったからです。
写真にしてもアマチュア無線と同様、昔の理系趣味と芸術趣味が混ざったようなものですが、写真の場合は免許資格はいらないのですが、カメラ・現像・プリントは高価で、
さまざまな設備を必要としたものである程度財力が必要なものでした。
私のやっているアマチュア無線は、普通のアマチュア無線のイメージとは違うもので、無線機やアンテナ、周辺機器は自作するという電子工作の類から発展したものです。
小学校でテスタを買い、ラジオを作り、中学校でオシロスコープを買いテレビやオーデイオを作る・修理するという技術・技能を遊んで学んだものです。
結構、お金は消費してしまいましたが、それが自分の技術となり職業につながったと思っています。
そうしたアマチュア無線家の知人の中には、現在写真コンテストで入選される常連のなかにもおられました。
私は、アマチュア無線の方では交信局数が延べ2万局に及ぼうとしていたり、無線雑誌での執筆、無線連盟での委員経験もありますので2つの趣味で共通する友人・知人も多いのです。
しかし、ポートピア時代のアマチュア無線家は若いです。現在の写真や無線の趣味は平均年齢が非常に高いように思いました。

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