小曽根実トリオは4人?
先日、小曽根実トリオの懐かしいCD 11PM を紹介した
http://jf3mxu.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-fc0c.html
すると、思いがけない反応があった(CDの写真を見て)「トリオなのに4人いますね」と。
確かに、トリオは3名であるはずだ。音楽だからボーカルがいたのか?
チコとピーグルスのように、○○と小曽根実トリオというように女性と組んでいたのかと思ったが
このCDには歌入りというものは存在していない。しかも、この女性が歌を歌うようには見えない。
しかも、このCDにはもう1枚写真があり、これはLPレコード時代のアルバムのため、写真は複数ある。
解説の印刷物から想像すると、この女性は「安藤孝子」さんではないだろうか
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E8%97%A4%E5%AD%9D%E5%AD%90
11PMの初代アシスタントであり、京都の芸妓出身という雰囲気、インターネット検索で出てくる画像からも、おそらく間違いではないはずだ。
WIKIでも11PMについて、安藤孝子、藤本義一などは明らかになっているが、黎明期の9年もレギュラーであった小曽根実さんの記載はない。
また、このアルバムの名称にもなった11PMのテーマ(読売製作分 火・木)についてもWIKIに記載がされていない。もちろんこのCDにはYTV製作の11PMのテーマと明らかにされている
http://ja.wikipedia.org/wiki/11PM
なお、このアルバムはLPのときA面が舶来の曲、B面が和製の曲と「まるで三の宮ショッピングセンターのバーゲンセール」と解説に書かれている。
実に「神戸的」な解説があちらこちらに見られる。
私は、どちらかというとラジオ関西でやっている「歌のない歌謡曲」の演奏に近く、ジャズの演奏としてではなく、11PMの番組内でもポピュラーや歌謡曲をハモンドオルガンの演奏として聞いてもらおうという
きわめて万人うけを狙ったものといえると思います。
ただ、この当時の地方の音楽タレントは、実業家であり、音楽活動もされているというイメージがあります。
CDのあちらこちらにも神戸を感じるものがあり、YTV=大阪ですが、この11PMの関西製作は神戸色、京都色などもあったという感じがします。
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