さんちかサテライトスタジオの今と昔
ここでは、井川宏之先生からいただいた昔の写真と、現在の姿(私の撮影した写真)を紹介します。
このシリーズは大好評をいただいており、過去に紹介した写真もまとめてみます。
初代さんちかサテスタは、三宮センター街入り口付近から地下に入る階段を降りたところにありました。
これは現在の画像です。キャッシュコーナーや店舗になっていますが、昔はちょうどお客さんが北向きになるように座席も用意されていました。
しかし、その座席だけでは足りず、階段が見学席のようになっていました。
スタジオは金魚鉢のように前面ガラスがありました。
ここにチコとピーグルスのような大勢のグループでも入って歌い、後ろにはミキサーの操作卓などが置かれていました。後ろには別室(楽屋的な小さな部屋)もあったようです。
スタジオのガラスには、カーテンが引かれており、放送をしていないときはスピーカからラジオ関西の放送が聞こえていました。
1969年5月のサンテレビ開局のときには、ラジオ関西から大量の出向者が出たため、当時のラジオ関西労働組合は、サテスタの前に張り紙をして
このままでは、サテスタの放送もできなくなるかも知れないと、市民に訴えていたようです。
そして、さんちかが改修工事がされて、さんちかビジョンシアターというスペースが設けられました
上記は、現在の写真なのですが、これは、さんちかの南北に走るメイン通りの中央付近にあり、現在ではさんちかインフォメーションとなっている付近にステージが設けられ現在の夢広場の所にはテレビモニターが置かれ、国際会館に向かう通路にもモニタースペースがありました。
上記の写真は、ありし日のさんちかビジョンシアターで、ラジオ関西の番組を放送しているところです。さんちかのサテスタのラジオ放送の様子がテレビモニター画面を通じて配信されていたのですね。
これが、さんちかビジョンのモニターです。現在の夢広場です。
これが、阪神淡路大震災まで続きます。
震災後は、さんちかビジョンシアターは潰され、店舗となり、夢広場にあったモニター置き場がサテスタとなりました。
場所は、神戸交通センタービルから降りたところで、さんちかの入り口ともいえる場所です。
いつも、夢広場では面白い展示やイベントの告知がされています
現在では「昭和の文具展」というイベントがあるようです。(3/18-23)私もぜひ行きたいと思っています。神戸新聞とサンテレビが後援しており、今年で2年目(2回目)ということです。
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昨日 笑福亭仁鶴さま ご逝去を知りました
そして 懐かしいサンチカ サテスタを思い出しました 仁鶴さんが売り出し中の時代 サテスタに来られました 友人が大ファンで出待ちして 仁鶴さんに 『エラ(ご本人が顎が角ばって居るのをエラと言っておられました)さわらして』とお願いしたら 『ええよ』って 気さくに言われて 思い出とともにサテスタの思い出に浸っております
投稿: あわい おもいで(かの よしえ) | 2021年8月21日 (土) 01時46分