質問の多い写真コンテストの情報の入手方法等について
最近、写真コンテストの近況報告が多いためか、写真コンテストに興味ある方の方から,いろいろとメールをいただくようになっています
私自身、コンテスト応募は2年程度の初心者ですので参考になることはあまりないと思うのですが,逆に言うと私のようなものでも、それなりに楽しめる方法というのがあり、それは情報収集によるものが多いのではと思います
したがって芸術的なことや写真の技術について以外で、特に私のような兵庫県神戸市を中心とした生活の範囲で、それも職業をもちながら細々とローカルフォトコンにチャレンジというスタイルですのであくまでご参考としていただければと思います
(1)情報の入手先について
まず、カメラ関係の月刊誌などには写真コンテストの情報が載っています.
定番のアサヒカメラ、日本カメラの総合雑誌のほか「フォトコン(旧誌名:日本フォトコンテスト)」などがあります
フォトコンは、カメラ趣味の中でもフォトコンテストに絞り込んだような誌名です。私は情報誌にしては高価だと感じましたがコンテスト情報というより、この雑誌が企画主催するコンテスト形式の写真作品投稿のページが多く、カメラ総合雑誌ではないので発行部数などの関係で割高なのでしょう。
無料情報はインターネット検索で「写真コンテスト (地名)」同様に「写真コンクール」「フォトコンテスト」などを組み合わせると
それなりに情報は収集できます。ここまではいわゆる普通の集め方です。
(2)インターネットによる 回り道的検索
上記の方法では、主催者がルールをWEB上で公開しているときにはわかりますが、それらは決して大多数ではありません。
少し考え方を変えて「写真コンテスト 入賞」などアマチュア個人が過去の入賞歴を表示しているものが参考になります。
というのは、上記雑誌やWEBで要項は不明でも、そのようなコンテスト・コンクールが過去に実施されていたことは確実で、もしかすると現在でもやっているのではないか?と希望的に仮定します。そのうえで検索を違うキーワードにしたり、主催者がわかっていたりすると直接調べたりメール問い合わせします。
たとえば、これからのシーズンですと「消防出初式 写真コンクール」等です。地名を入れなくても、たとえば「芦屋市消防出初式 写真コンクール」などはヒットします。他に近隣では明石、伊丹なども・・
http://www.city.ashiya.hyogo.jp/koho/image/06010145.pdf
私の実体験ですが、そうすると地元自治体の広報誌や街のポスター、駅などの人の集まるところのチラシ配布置き場などに注目します。芦屋市は最近5年ほど前まではコンテストも実施されていたようで私がコンテスト情報を集めだした時には、街のポスターで「今年は写真コンテストは実施しません」ということも書いてあり残念に思ったことがあります。最近ではどうやらカメラマンのマナーや経済状況などが問題になったり参加者が少ない等で廃止となっているのが多くあるようです。上記の芦屋市のものも「写真コンテストは中止」とわざわざ明記していますから、これらを逆にキーワードとしても参考になると思います
しかし、考え方を変えれば、毎年やっているコンテストもあれば5周年10周年15周年とやているコンテストであれば、明文化されていなくとも20周年はあるのではと予測可能です。
また、観光写真コンテストが復活された市町村であれば、その近隣市町村でも復活するのではと希望的な予想をし、注目リストに加えます。
なぜ素人の私がそのような考えをできるのかというと、上記の手法は私のアマチュア無線でのコンテストや記念アワード集めの手法そのものであるからです。
(アマチュア無線では賞状を300枚以上取得しており、その分野の日本、米国、ドイツの会員でもありますから)
(3)犬も歩けば棒に当たる的情報収集
鉄道会社の駅にはそれぞれその会社沿線の祭り・イベントが紹介された無料情報誌・パンフレットが用意されています
また、実際そのシーズンに駅や商店街、市役所に行くと必ずそれらの情報に気づくようになります。
またコンテストの表彰式に行けば違う地元コンテストの情報が入手できたりします。
これらは、非常に当たりはずれがあり、締切日直前に入手したものでは、入賞作品を見ないと対策も立てられません
今年では、「曽根八幡宮」山陽電鉄の駅置き、「加西市の秋」北条鉄道の駅置きのチラシでいくつか情報入手し応募したのですが見事惨敗です。
「元町ミュージックウイーク」や「岡本商店街」などは現地での配布物で知ったものですがたまたまうまく入賞したのですが決してこれらは、すべてが入賞というわけが無く苦戦している分野です。
(4)友人知人・所属写真クラブ等からの情報
友人・知人についてはもっとも大切に取り扱う情報源です。
ただし、写真クラブについてはその筋で流れる情報でありローカルとはいえ競争率は高く
ましてや「全日写連」が審査がらみになると、選者のネットワークで応募も多く、それも「指導を受けている」方の応募も相当数
でしょうから、私のようなものが入賞する確率は低くなっています
今回は特に同様な質問も多く、いい足りないこともあるのですが記事にしました
私の入賞歴なども公開するのは、私がそうであったように何かの参考になればとの思いからです
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西川先生
MBSラジオのご案内
12月31日(木)14:30~18:30分
「ニュースタックル」
神戸工業高校の生徒3人が出演します。高校生活や、仕事のことなど、10人程の若者が座談会形式でインタビューに答え発言するようです。
M2 豊永さん。I1 山口君と田中君です。
時間がありましたら、お聞き下さい。
南 悟
投稿: 南 悟 | 2009年12月30日 (水) 10時39分
ご案内ありがとうございました
新規記事で紹介しました。
今回先生も出演ですか?
ぜひ聞かせていただきます
しかし長時間ですね
MBSは 番組の持込生中継とか
年末特番での取り上げなど 好意的に扱っていただいているようですね。
別件ですが、本日の神戸新聞でも建築の設計コンペが大きく取り上げていただきました。
こちらのほうはラジオ関西の内容に今年の2名の写真(作品とともに)が載っています
今年はいろいろとお世話になりました
良いお年をお迎えください
投稿: 西川 | 2009年12月30日 (水) 14時35分