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2009年11月 1日 (日)

地車写真というこだわり

Dsc_4778

上記の写真の小冊子は、私が30年以上前に入手した
地車のバイブル的存在「地車分布地図(試作版)」
昭和51年7月製作 著者は徳永道彦さん。

地車マニアの方ならご存知の方も多いと思います。

長い間、この資料を頼りに地車を追いました。

私が、徳永さんとはじめてお会いしたのは
私がまだ小学生の頃 昭和40年代後半のことだったと思います
すでに、このブログでも述べたように、当時の神戸のだんじりは存亡の危機に瀕し、神戸市東灘区でも、本住吉神社でもだんじりが出れなくなっており、サンテレビでも神戸大学教授であった中村茂隆先生(当時の神戸市民俗芸能調査団副団長)のレポートする神戸の「だんじりをたずねて」が特別番組として放送された時代でした。(提供は神戸大丸・・録音のみ所有)

実は、私の住む東灘区本山地区(保久良神社氏子地)は、他の地域がだんじりで出さなくとも、伝統を守り続けるため地車のまつりを続けた地域で、必然的にここには地車を愛する人たちがここに集まったという時代でもあったのです。

徳永さんは、当時は珍しいニコンの高級一眼レフをアルミケースで持ち運ぶアマチュアカメラマン。
歯科医の先生で子供ごころにも道理でと納得したのを覚えています。
私は、当時から 清水均さん、村井正則さんという後に「兵庫地車研究会」の方々と交流があり、その縁でこの資料をいただきました。

この資料は、近畿地方に存在する「地車」のリストで、祭りの日、神社名、台数、情報源などが記載されています。
徳永さんの記述によりますと、「地車の勇士をカメラに収めたい、しかしどこに行けば地車の出る祭りがあるかわからない」ことから、警察、教育委員会、観光協会、神社、友人・知人の情報というありとあらゆる手を使い製作されたようです。
私は、清水均さんのところに出入りしているときから、徳永さん撮影の写真を見せていただいており、直接的にも何度がご挨拶をさせていただいた程度なのですが、その紳士的なカメラマンの風貌、作品にもだんじりそのものに対する愛情がわかるようになり、さらに「きれいな写真を撮られる」ことから、私のその後のだんじり写真にも大きな影響を与えた方でもあります。

このことは、多くの思いを書くより、下記の著書をごらんになるとよくわかるのではと思います
神戸市内の図書館には置かれています。

「住吉大佐―彫 地車彫刻の美」
徳永道彦  編 兵庫地車研究会
ISBN:9784877872618
http://books.livedoor.com/item/1669142

神戸市図書館情報ネットワーク 蔵書検索システムによる表示
https://www.lib.city.kobe.jp/opac/opacs/find_detailbook?kobeid=CT:7000176314&pvolid=PV:7000308331&type=CtlgBook&opt=

まつりに参加する人の表情だけでなく、町並み、そしてだんじりの構造や彫刻・装飾品を重視する姿勢が、このような地車彫刻という写真集まで出版されているように思えます。

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コメント

匿名で書き込むことをお許しください。
わたしは清水均氏とは古くからの友人です。

清水均氏が先月(2011/1)に急逝されました。
岡本だんじりの関係者の方は既にご存知かと思いますが知らせいたします。

氏の名前が書かれたサイトをインターネットで検索し、このブログまで来ました。

まだ20代の若い頃、1回の祭りのための太鼓の練習で磨り減ったバチを見せてもらい、練習の大変さに驚かせれたことを覚えています。

ハワイでの公演など大活躍されたことをお聞きしていますが、長年お会いしていなかったことを悔やんでおります。

突然の書き込み、失礼いたしました。

コメントありがとうございました
先日2/5ご自宅にお伺いし、お参りをさせていただきました。くわしくは2月9日記事に

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