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2009年10月22日 (木)

ラジオ情報雑誌の比較検討

テレビ番組の情報雑誌があるように、ラジオ番組にも情報雑誌というものは存在する。しかし、放送そのものがラジオからはじまり、テレビへと移っていったのに対し、情報雑誌の創刊はその順序ではなかった。日本初の週刊テレビ情報誌「週刊テレビ時代」(旺文社)創刊が1960年「週刊TVガイド」創刊が1962年、「グラフNHK」が1965年、そして関西版の「週刊TVガイド」ができたのが1966年であるのに対し、ラジオはAMのものは開局そのものは早いのにもかかわらず専門雑誌は広まらなかった。戦時中や戦後という貧しい時代では新聞紙上での番組表紹介などで十分であったからかも知れない。

ラジオについてはNHK-FMを意識した 「FM-FAN」誌の創刊が1966年というのが古く、その後民間放送FM開局ラッシュ前後の1971年「週間FM」創刊など、FMは音楽録音という用途が開局当初リスナーから要求されたため単なる番組表でなく、かかる曲名、演奏者などの詳細情報が提供されたのである。

一方AMラジオ分野は、ラジオが家族全体というか茶の間の中心から、車の中や、個人のもの(パーソナルユーズ)へという移り変わりがあり、こどもや学生は勉強しながら夜中の放送を聞き、ご年配の方は早朝の浪曲や宗教関係を求めるというようにラジオの役割が変化していった。特に「深夜放送」という分野、さらに夜間電離層伝播を利用したBCLをはじめとする無線趣味が盛んになった。

科学技術の興味は、「子供の科学」「初歩のラジオ」「ラジオの製作」などの入門雑誌から、これらの延長にオーデイオ雑誌、アマチュア無線雑誌があるが、これらのほかにもフォークや洋楽など若者の音楽情報雑誌もあったが、これらの要素を含めながら「深夜放送ファン」というAMラジオ番組を主体とする雑誌が登場した。1970年(昭和45年)のことである。この雑誌は「現代用語の基礎知識」で知られる「自由国民社」の発行であった。したがって、この雑誌には「用語解説」が多く「現代用語の基礎知識」と連携したような紙面づくりであった。当時の雑誌には投稿者の氏名はおろか住所まで入っており、DJの住所なども質問に答えていたのも驚きで、そのような時代であったと改めて感じるところがある。この雑誌はランラジオと改題されて事実上季刊誌となっている。1974年のことで 写真の8月号には編集後記に「創刊号をお届けします」とあるが、深夜放送ファン7月号やランラジオ9月号はあったのか疑問である。

Dsc_4756_2

上記写真は、深夜放送ファン、ランラジオ、ラジオパラダイス

季刊ランラジオは1981年に休刊となっており、その前年1980年に「ラジオライフ」が創刊、なおラジオライフ発行元の「三才ブックス」の社長、和田洋一氏は自由国民社出身者であるといわれている。

そして1982年には「ラジオ新番組速報版」が出され、1985年には「ラジオパラダイス」が創刊されているが1990年ごろ休刊(?)となっている。

Dsc_4757_2

同じ雑誌に見えるが「ラジオパラダイス臨時増刊(1987春)」「ラジオライフ臨時増刊(1991春)」と微妙に性格がちがう

このように このラジオ情報誌にはそれなりの関係がある。

深夜放送ファンの番組表は午後8時以降のみを掲載

Dsc_4765

それに対しランラジオでは全番組表を掲載。

ただし、活字を使っているのでミスもある。

Dsc_4759

ランラジオの番組表と深夜放送ファンの番組表(黄色)

Dsc_4758

「ラジオ新番組速報版」 なんと局の印刷物をそのまま掲載するスタイル

Dsc_4766

そして現在は「ラジオマニア」

ラジオ関西・田中さなえさんの記事もありますから、ファンの方はお求めいただくことをおすすめします。

この特集号では10年前、20年前の全ラジオ局の番組表が掲載されています。

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コメント

西川さん、この記事に、
「ラジオ新番組速報版」昭和62年春号の、
ラジオ関西のページがアップされていますが、
ちょっとわかりにくいようですが、
この昭和62年春の編成で、
ラジオ関西は、ウィークデーのワイド番組の刷新やリニューアル、
それに朝一番のワイド番組のスタート時刻を早める改編を行っており、
また番組表のデザインも変更しているようです。
この番組表を見てみると、
今から思えばこの時代は、「バブル前夜」という印象が垣間見えるようです。
昭和60年ナイターオフ編成のあたりから、
民放中波ラジオでは、
ナショナルスポンサーの退潮の兆しが見え始め、
営業面でも苦戦していたようで、
昭和61年ナイターオフ編成では、
その傾向が強く出ていたと思われます。

らぶSun さん
そのあたりは感覚的にはそうではかいかと思うのですが、平成6年(震災の前年)には、過去の遺物というか経営の刷新のため、神戸新聞から社長を迎えるようになったことは知るところです
また詳しい話題がありましたらよろしくお願いします。

ご無沙汰しております。また、懐かしいモノを…私も中学〜高校時代に“ラジオパラダイス”は愛読しておりました。で、時々ですが、STVラジオやTBSラジオを深夜に必死にダイアルを合わせたり、その逆で東京とかに行った時に関西のラジオ局にチューニングを合わせたりしながら、本来ならその地方でしか聞けない話題とかを聞いたモノです。
そういえば現在、その“ラジオパラダイス”の編集者の方々が、別の会社で新しいラジオの雑誌(というか季刊誌)を出しているらしいです。(確か“ラジオコンプレックス”ってヤツだったと…)それと、3月頃に、マガジンハウス社から出版されている“BRUTUS”で、ラジオの特集をやってましたよ。“BRUTUS"なら多分、県立図書館とかにバックナンバーがあるハズですから、ご一読を。

Stray Horse さん ごぶさたしております
コメントありがとうございます
ラジオパラダイスをご存知の方がおられてひと安心というところです。また情報ありがとうございます。早速さがしてみたいと思います
西川

昔のラジオ関西はまだ勢いが残っていた感がするのは私だけではないようです。

今のジャズ番組(火・水)は今後も残るのか、それともこの冬限りなのか、個人的に注目しています。

とくながたかのりさん
コメントありがとうございます
良い伝統の番組は残していってほしいものですね

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