サンテレビ賞の楯のマーク
9月5日の記事で、相生ペーロンまつりで頂いた「サンテレビ賞」の楯のマークについて、その後の調査結果について報告しましょう
上記が、再掲となりますが、どこかで見たような気がするがよくわからないマーク。しかし神戸新聞に関係するマークではないかと睨んでおりました。
神戸新聞のマークというと、私は下記のマークと思い込んでおりました。神戸新聞関係の賞状や後援イベントの旗には良くみかけます。
鳳凰のところにある、赤いマークです。確かこのマークは神戸新聞販売店などでも見かけたように思います
意外と身近なところに答えはありました。下記の写真は私が所有する神戸新聞90周年記念誌です
表紙の右上に2つのマークがあります。拡大すると
上のマークは、サンテレビ賞の楯にあったものと同じであり、下のマークは、デイリースポーツ社のものと思います。この神戸新聞90年史の中には後半部分にはデイリースポーツ社の40年誌になっているからだと思います。
結論からいうと、この90周年誌が発行された1988年(昭和63年)時点では、この梅鉢のマークが社章、そして賞状にあるものが社旗のマークだということです。同誌4ページによると、梅鉢のマークは、神戸新聞発刊2年後の明治33年9月に読者からの懸賞応募により定められたもので創刊が明治31年2月梅の花咲く季節にちなみ、情熱の紙面と平和を象徴したものということらしい。
この社章が社旗としても使われてきたが、昭和43年の創刊70周年に新社旗を制定したという。公募作品で神戸市のデザイナーのもので、超高速度輪転機をイメージしたものとあります。中央は地球を象徴した円、その上下にはニュース取材・報道網をあしらった3本の線ということです。私の記憶にはこの昭和43年制定のデザインが定着しています。ちょうど高度成長期終盤でFM大阪開局前のラジオ関西電話リクエストの黄金期という時代ですね。
しかし、それでいうと2008年は110周年、最近お会いした神戸新聞記者や幹部の方の名刺にはトリが飛んだようなマークが入っており、神戸新聞のタイトルの下にも掲載されていますので、もしかすると110周年で何かがかわったのかも知れません
そう思って、先日神戸新聞の本社ビルのマークを雨の中撮影しました。500ミリの超望遠ミラーレンズ(35mm換算750mm)の画角です。F8の暗いレンズで雨天ですからあまり良くありません。
神戸情報文化ビルにある神戸新聞の社旗マークは2009年9月12日撮影時点では、やはりこの高速輪転機マークでした。しかしラジオ関西がまだAMKのマークになっていることから、このビルのマークは古いのかも知れません。
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