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2009年3月19日 (木)

ラジオ関西の電話リクエストのテーマ曲CD

Dsc_2042

午後7時の時報とともに 電話のベルの効果音そして独特なジャズトランペット演奏による「スターダスト」のテーマ。

開局の昭和27年のクリスマスイブに日本初の電話リクエストとして知られるラジオ関西(当時はラジオ神戸)の電話リクエスト

オープニングテーマは、そのときと同じ曲をずっと続けてきたというのはある意味ですばらしい伝統です

演奏者はロイ・エルドリッジ 曲名は「スターダスト」

輸入版CDですが入手し、間違いないことを確認しています

ROY ELDRIDGE 1943-1944 フランスのCLASSICS RECORDSのものです。(CLASSICS 920)

1943から1944というと昭和18年、昭和19年ですね。

もちろんラジオ関西は開局しておらず、戦時中ですからこのレコードは当時としてはアメリカのもので敵性品(少し表現が変?かと思うが要するにきわめて入手がむずかしいはず)のはずで、いくらなんでも昭和27年のときに改めて日本に輸入された音楽というわけではないはずですから、戦後にしてもそのような貧しく物資の無い時代に戦中レコードはどうして入手できたか疑問が残りますよね。(そんなことを思うのは西川だけだろうという反応も予想できますが)

なお、おなじみ冒頭の黒電話のベル音(3回)は曲の中にはありません。念のため。日本国内で発売されたラジオデイズというCDに収録されたCR電話リクエストのテーマは電話の音のみならず末廣光夫さんのオープニングDJ入りでしたけど

Dsc_2043

そして、エンデイングはというと これもマニアでは定番ですが、LES BAXTERのAuf Wiedersen Sweetheart 恋人よさようならと邦訳されているらしくラジオ関西の番組では良く紹介されています

これもCDで出ており LES BAXTER 「THE POP SIDE」というアルバムの10曲目に収録されています。もちろん本物であることは確認しています。EMI CAPITAL MUSIC 72435-27314-2-8という番号が記載されています。

なおこの曲の録音日はCDによりますと1952/11/6ということですから、ラジオ神戸による 日本最初の電話リクエスト1952/12/24では「新曲」だったといえると思います。この曲も別れを意味する曲なのでエンデイングにはふさわしいのですがこれはラジオ神戸の開局時代の音楽なのですね。録音状態も非常にいいので戦中作品のオープニングのスターダストと差が目立ちます。

さて、ここで私が新しい視点で、この「電話リクエスト」問題に注目してみたいと思います。現在ラジオ関西は、民間放送ラジオ局では他の追随を許さない豊富な音源を所有する放送局として知られています。しかし、開局は民間放送連盟発足当時からの最古参とはいえ昭和27年4月1日。このような放送局がなぜ電話リクエストという豊富な音源を所有する局にしかできない芸当が可能だったのかという視点で調べると面白いことがわかってきたのでここで紹介したいと思う。

実は、ラジオ神戸開局時には、音楽局としての素地ができており、このことは開局時のパンフレットにも記載されています。

このことはラジオ関西の50周年記念誌でもある程度のことが書かれており、どうやら戦前からのレコード収集家から譲りうけたレコードがありこれを開局時からのセールスポイントにしていたことは明らかなようです。私の文献調査では、どうやらこれは「藤田コレクション」といわれ結構有名なものだったらしいのです。ただしこれはどのようなものか詳細はつかめておりません。

また、開局時にはジャズ評論家として有名な油井正一氏などが係わっており、油井正一氏との関係で末廣光夫氏がラジオ関西入りし、電話リクエストも末廣氏が発案しクリスマスイブの日に狙ってやった・・ということも後日の新聞記事の紹介もあります

このように、ジャズ・洋楽を中心に始まった電話リクエストは、福田一郎・八木誠・大橋巨泉など一流の音楽評論家もDJ陣に加わるなど「洋楽のラジオ関西」を不動のものにしていきました。

また、一時期は7×7電話リクエストとして、一週間すべてが電話リクエストになり、歌謡曲の曜日もあったりしたようです。ちなみに歌謡曲は浜村純さんが担当されていたといいます。

このようなことから、フォーククルセダーズの「帰ってきたヨッパライ」もこのラジオ関西の電話リクエストでの紹介から火がついたというわけです。それだけ、広い範囲の音楽を扱っていた人気番組が長く続いたことがレコードの在庫量を豊富にした原因と思われます。

私も、昔ラジオ関西で「この歌あげます」という番組があり、レコードをもらったことがありますが、「非売品」という印刷があり、当時のレコード会社にとっては音楽局であるラジオ関西に相当の思い入れをもって対応していたのではと思います。すなわち、FM大阪開局までは関西エリアにおいては「音楽局」のラジオ関西が存在したということということです。後発の兵庫県域局のFM民放ラジオが苦戦し、事実上東京のFM局の中継局みたいになることは喜ぶべきことではありませんがラジオ関西の存在はあまりにも高い障壁だったということはいえるのではないかと思います。

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コメント

最近、ラジオの報道部門を取り巻く環境が厳しくなっているといわれている中で、
毎日放送で、全国のテレビ・ラジオ兼営民放局では珍しい「ラジオ報道部」という部署がある事をご存知でしょうか。
この毎日放送のラジオ報道部は、その名のとおり、
ラジオニュースの取材や編集、番組制作を目的とした部署で、もちろんテレビ報道にはタッチしていません。現在、全面独自編集の定時ラジオニュースのほか、レギュラー生ワイド番組や単発特別番組を制作しています。
ラジオ・テレビ兼営民放局の報道部門は、近年、どうしてもテレビ向け優先になりがちで、地方の兼営民放の多くは、ラジオの定時ニュースは新聞社の編集に頼っている中で、「ラジオのためだけの報道部」の灯を懸命に守り続ける毎日放送の姿勢は、特筆に価すると思います。

「ラジオのためだけの報道部」=すばらしいこと??勉強不足なのでしょうが私の感覚では、もひとつ実感がわきません 本当でしょうか?

単なる組織上の都合であったり、名前だけであったりするのではないかと思うのです。
ラジオ関西なんかは「報道制作部」で、報道部門と番組制作をやる部門がひとつになっているようなのですが MBSも単なるテレビ部門との分離なのではと疑ってしまいます
内部の人であればおわかりなのでしょうがそんなにMBSはラジオが儲かっており、これに力をいれているのでしょうか?

テレビと連携しなければ普通は能率が悪いのではないかと思うのですがあえて別にするのは社員の身分上というか待遇面で儲からないラジオ部門の社員との給料の差を設けるようなイメージを感じます。

たとえばTBSラジオなんか別会社化をしていますから、当然別部門ですよね?。私は関係者でないのでわかりませんが、これは悪く言うと儲からない部門を分離するのは、同じ社員なら同じ賃金体系であり、ラジオ単営局と差がありコストで勝負にならないからこのような方策をとるのではないかと私は思っていました。

もしも、ラジオTV兼営局でテレビからラジオ部門の職員の異動は同一社内であれば栄転とも考えられますが、別会社であれば儲からない会社の移籍=左遷のようなイメージです。同一社内でも部門が違えば行きたい部門とそうでない部門があるはずです。

アナウンサーも同じなら視聴率の高いTVに出るようになるのが人情のように思えます。

アナウンサーがTV・ラジオ共通部門とするのはこれらが背景なのではと思っていました。このあたり事情はわかりませんが、どなたかおわかりであればお教えいただければと思います

たとえばラジオの報道部門のトップが部長級で、テレビの報道部門のトップが局長級であれば歴然と差がありますから、これをもってラジオを充実しているとはいえないように思えます

この件に関しては、一応かつての“あどランファン”として答えておく事も必要かと…
MBSの場合、基本的にラジオはつい最近まで、TBSの番組を廃除しまくった経緯(宗教が絡むんで、詳しくは書けませんが…)があり、また、テレビで活躍したアナ程、ラジオに移行する傾向が強いのも、MBSアナウンサー達の特徴です。逆に、ABCは“ラジオありき”であって、ラジオでそこそこの結果を残せた者が、テレビでレギュラーをとる傾向にあります。同じラ・テ兼営局といえど、アナウンサーの取扱は、180度違います。
また、“あどラン”の影響もあって、MBSのアナ達はテレビ慣れするのが早い反面、ラジオで“自信喪失”する者も多く、そのため現在では経歴が長いアナ程ラジオに活躍の場を移してるのが現状です。
話が脱線しましたが、MBSがラジオの報道に力を入れている背景には、テレビがTBSに押されっ放しだからこそ、ラジオは“地域密着型”の報道にシフトしていき、コレを“Voice"(旧来なら“MBSナウ”)と連動させる事で、地域での事件・事故の報道に対応するシステムを構築したのでは…と推測されます。

Stray Horseさん 情報ありがとうございます
大阪の局は形は違うにしてもそれなりにラジオには力をいれているのですね
ざいてん5月号では「ラテ兼営の北陸放送ではイベント事業部ラジオセンターと(ラジオは)お荷物扱い・・」これに比べるとね

電リクのオープニング&エンディング曲って長い間、身元不明でした(笑)。三浦アナが担当されていた頃、身元を聞いたのですが、すでに廃盤になっているとの事、こうやって40年ぶりに身元が判明した記事を見て感無量です。・・・・と感じたのもつかの間、
どちらも既に廃盤になっており、かろうじてオープニング曲「スターダスト」が、アーティショウのスターダストというタイトルが付いたCDに入っておりました。
(ロイ・エルトリッジはアーティショウ楽団にも参加していたのでしょうか)

残るは、エンディング曲「恋人よさらば」だけです。

杉ちゃん さん
情報ありがとうございます
これらのCDが廃盤になったとは知りませんでした
ということは、ラジオ関西プロダクツで発売されている電リクCDの価値はすごいものだと思うようになりました。
アーティショウのスターダストについては、私の方では全くのノーマークでして、このあたりの情報・知識は疎く、少し調査を試みたのですが私の友人の年代ではこのあたりの知識を持っているものはありませんでした。
コメントいただきながらご返事も遅れ、それも全く成果のないことで申し訳なく思います

西川「さま、こんばんわ、この板に迷い込んでから無性に電リク時代の音楽が聴きたくなり、オールディーズCDを購入して楽しんでおりますが、AM放送で聞いていた頃に感じたドキドキ感が有りません。

やはり、三浦アナなどのコメンティータが重要な役目を持っていたのですねぇ~。「神戸の杉○さんから、波賀町診療所に赴任中のF先生に、B・クロスビーのホワイトクリスマスを送ります。・・・」・・・とまあ
ラジオの前で、いつ流してくれるか、ドキドキして聞いておりました。

電リクを通じてカップルになったリスナーも居たとか
ラジ関のアナウンサーは、恋のキューピッドの役目もしていたんですねぇ~笑、なつかしいです。(ちなみに、このカップルとなった方のリクエストは「D・ReynoldsのTammy」でした。・・・で、私が電リクで流れた曲で、一番頭にこびりついたのが、このTammyです。

杉ちゃんさん へ 調査が遅れましたが

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%80%E3%82%B9%E3%83%88-%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A6/dp/B0000844FS

上記のURLでアーティショウのスターダストというタイトルが付いたCDについて視聴ができますが、私は別物と判断いたします

西川さんへ
>アーティショウのスターダストというタイトルが付いたCDについて視聴ができますが、私は別物と判断いたします・・・

とほほ、やはり違ってましたか、出だしが良く似てたのでてっきり「ロイ・エルドリッジ」だと思っていました

再び、音盤探しです(涙”””

でも、収穫がありました。エンドタイトルに流れる「LES BAXTERのAuf Wiedersen Sweetheart 恋人よさようなら」の方は、youtubeに入っておりました
!、PCからしか聴けませんが、30年前にタイムスリップしましたよ!

尼崎に住んでた少年時代、電話リクエストは楽しみでした。当時の記憶としてはご照会のあったアーティー・ショー版ではなかっと思います。テーマに入る前に前奏部分があり、これが本テーマを引き立てていたと思います。

続けて投稿ですが、YouTubeで見つけましたが、電話リクエストの冒頭はロイ・エルドリッジの「スターダスト」です。放送時は音がもう少しきれいだったと思うのですが、前奏の構成はこの演奏だと断言できます。

福岡の前田さま書き込みありがとうございます
ラジオ関西の製作した洋楽CD集にはこれら
電話リクエストのテーマとなった曲が収録したものが販売されています。公式WEBをご参照ください

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