岡女堂
12月29日神戸新聞朝刊24面で、岡女堂の破産手続き決定が報じられていた。(記事は下記神戸新聞WEBで読めます)
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000203656.shtml
岡女堂(おかめどう)というと私は、昔ラジオ関西でも提供番組をもっておられ「一粒ホイ ほっぺをつねって一粒ホイ(中略)みんなが知ってるおかめどう。なるほどやっぱりおかめどう」という、1980年代の放送なのに60年代以前を思わす結構レトロなテーマソングがあり、結構気に入っていました。(みんなが知っているはずなのに私はこのCMで知ったのです。甘納豆はその後入手したのですが)
橋本幸子アナや池田幸子アナなどが担当されていた日曜午前の短い番組でした(確か番組名は「おかめどう今週の歌謡ベストスリー」だったかと思います)が、住所の表し方に特徴があり「神戸福原口の・・」とか北海道での原材料にこだわったCM、その後北海道の鉄道で岡目堂という駅まであることを知りびっくりしたこともありました。神戸の名物が即無くなるわけではないでしょうけど(あれだけ評価もあったものですからどこかが支援するかも知れないと期待)この震災やそごう問題の犠牲者と考えると辛いニュースだと思います。
神戸では、そごうの倒産のほかダイエーの閉店や規模縮小も少なからず地域経済に影響を与えているのではと思います。来る年こそいい年であってほしいものです。
参考
十勝毎日新聞
4月に鉄道が廃止され、岡女堂駅も含め売却されていたようだ
不運が続いたような感じがします
(売却金額に驚き・・神戸では家も買えない金額)
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» 思い出のサンテレビCM劇場 VOL.6「文明堂神戸店」 [海の見えない放送局]
久方ぶりの「思い出のサンテレビCM劇場」でございます・・・・・・と言っても今回はサンテレビとは直接関係はないのですが、同じ兵庫県のローカルメディア・ラジオ関西でよく流れる「文明堂神戸店」のCMを取り上げてみることにしましょう。
カステラでお馴染み文明堂のCMと言えば、全国的には「♪カステラ1番、電話は2番〜」のCMソングが有名ですが、兵庫県民の私にはラジオ関西でよく流れていた「♪文明堂の〜カステラ〜」というCMソングの方が馴染みがあります(というかぶっちゃけ、「♪カステラ1番〜」の方はテレ..... [続きを読む]
表題から外れた投稿になりますが・・・
ネット上で、全国のテレビの番組表をよく見ていて、
最近、特に地方エリアのテレビ局の番組編成を見てみると、
「旅」「グルメ」「お笑い」の「3点セット」の番組に依存する傾向が強いようです。
地方のエリアは、首都圏以上に、人口の減少や高齢化、さらに地域産業の衰退傾向などから、エリアパワーが減退しているエリアが多くなっています。また、地上デジタル放送への投資負担が重くのしかかる中で、地方民放の経営はかつてないほど余裕がなくなってきています。
結果的に、ローカル局の番組編成は、確実に視聴率が確保でき、しかも、視聴者層の軸が30歳代で、これを中心に幅広いそうに受け、なおかつ上記の「3点セット」を盛り込んだインパクトのある番組に、ややもすれば偏ったラインナップにする傾向が強いようです。
こうした中で、大阪の民放テレビ局では、
朝日放送や毎日放送が、夕方の時間帯に、
上記の「3点セット」を盛り込んだ大型ローカルワイドショー番組を放送し、視聴率を競ってきましたが、平成16年秋、朝日放送は、番組の企画を変更し、従来の「3点セット」の内容を排除し、ニュースをネタにしたコメンテーターの「本音トーク」を軸にした番組に刷新したところ、視聴率で、従来トップを走っていた毎日放送を抜いて、
トップを走っているそうです。
今のテレビ番組では、上記の「3点セット」抜きではとても成立しない状況で、しかも関西では、「吉本興業」のタレントが欠かせないといわれる中で、タレント抜きでも、ラジオ的なノリのコメンテーターの本音トークだけでも、視聴者を十分ひきつける潜在パワーがあるものだと、感じました。もっとも、こういう「冒険」は、関西広域放送局だからできるものだと思われます。地方局の夕方のローカル情報番組は、「3点セット」からの脱却が構造的に出来ず、ネタ探しなどが行き詰まり、視聴率が頭打ちや下降傾向にある番組がチラホラ目だっているようです。
西川さんは、関西の民放テレビ各局の、夕方の大型生情報番組を見る事はありますか。
投稿: らぶSun | 2006年12月31日 (日) 13時52分
らぶSunさん、情報ありがとうございます。
キー局のテレビ番組のような視聴率獲得のみを追いかける路線があまり好きでない私ですからこういうことには非常に疎くなっています。
高度成長期世代の私には、TV番組というと子どもたちが必ずと言ってよいほど皆が見ていて学校で話題となる番組があったように思うのですが、U局、CATV、衛星等さまざまなメデイアが選択できる現在、当時のような勢いはないでしょう。
関西のお笑いにしても、私の世代では、いろいろな世代やジャンルのお笑いを見たように思うのです。たとえば吉本の養成系お笑い若手芸人だけでなく、松竹系の伝統的寄席芸人、音曲ショー(例:宮川左近ショーやフラワーショー)や古典落語など、師匠・弟子という伝統的徒弟制度の芸能も親しまれていたように思うのですが、(実際、吉本と松竹は今より拮抗した関係だったと思う)ちょうど、VTRがVHSのシェアが優勢になった後、ベータが凋落したように放送メデイアの選択の範囲は広まるのにもかかわらず、流行を追いかけるというより「勝ち馬に乗る」ような感覚で選択肢を少なくしているような感じがします。
放送とVTR規格は同一視できませんが、ラジオでもj-WAVEや802のような路線が地方FMはおろかAMでも行われ、AMでも準キーのMBSやABCに倣うつくりが多くなっているように思います。
さて、お尋ねの「関西の民放テレビ各局の、夕方の大型生情報番組」については、仕事が夜間定時制高校教員のため、見ることはほとんどできず、休日でもテレビは見ない主義で、趣味の無線に時間を使うか、それ以外の読書等でも「作業しながらできるラジオ」しか聞かないのです。
投稿: 西川敏弘 | 2007年1月 1日 (月) 01時50分