姫路の名曲ラジオアワー 名盤レコードコンサートに行きました
先日このブログでも紹介しておりましたイーグレひめじの1階「FMゲンキサテライトスタジオ」で行われたラジオ関西の人気番組「名曲ラジオアワー」の名盤レコードコンサートに行ってきました。
写真は、放送風景で、用意していた椅子をスタッフの方があわてて追加されるなど大勢のファンの方々が参加されていました。3時30分のスタート予定が少し早く、三浦紘朗、加藤逸子お二人のトークが始まりました。会場の参加者の方への質問で「ラジオ関西の電話リクエストを聞いていた」というものには、かなり大勢の方々が手を挙げられておられました。参加者の方々も少々年齢が高めであり、イーグレひめじやFMゲンキのもつ若いイメージとは少し違った雰囲気だったのかもしれません。
ところでイーグレひめじのFMゲンキのスタジオですが、私は大きな勘違いをしていたようで、地下2階にあるスタジオ(放送大学の姫路サテライトの横にある)はオープンスタジオという本社スタジオで、ここも公開されています。
イーグレひめじに行き、1階のフロア図にもサテライトスタジオは見当たらず、思わず地下2階に行きました。スタジオ前には椅子も用意されいい雰囲気です。fmゲンキの季刊広報誌ゲンキ79.3(7号)という雑誌が置いてあり思わず見入ってしまいます。無料配布されているB5版オールカラー印刷のもので、先日書き込みをいただいた「もわもわさん」のお名前も発見、編成マンの方と知りました。
前半のレコードコンサートではfmゲンキの放送にはのらないのですが、アナログレコードとお二人の懐かしい話題、そしてダイヤトーンのスタジオスピーカからの音響が楽しめました。なおこのスタジオスピーカは実際に須磨のスタジオで使われていたもので、1個のスピーカーボックスしか見当たりません(つまりモノラルのAM放送局仕様)しかし、すごい迫力でした。
なお、このfmゲンキのサテスタは正面や側面こそガラスがあるもののブースの上面は何もありません。つまり、防音効果は期待できません。1階フロアから公開放送という感じでした。実際に、横ではガラガラ抽選(福引)をやっており、隣のキッズコーナーからは木琴の音さえ聞こえます。
このことは下の写真(クリックで拡大)をみると良くわかります。スピーカも1つしかなく、スタジオブースの上にあるのはfmゲンキのもの
スタジオ横ではラジオ関西の「名曲ラジオアワー」のプロデューサでもあるIさん(「編成部長でもあるはず」と当初書いておりましたが早速コメントを頂き、現在は局長のようです。失礼しました)ラジオ関西幹部の方が自らレコードプレーヤを操作され、演奏中のレコードジャケットを展示台に置かれるなどサービス満点でした。
4時からはfmゲンキの放送になりましたが、オープニングは、なんと「スターダスト」そう、CR電話リクエストのテーマです。まるで往年のラジオ関西の電話リクエストがクリスマスに他局で再現されたようなものです。
パーソナリテイだけでなくプロデューサまで当時の電話リクエストのスタッフですから前代未聞の出来事でしょうね。勿論ラジオ関西が協力(というかここまでいくと制作でしょうね)しており、加藤逸子さんはfmゲンキ初登場、このようなことはラジオ関西と県下cfm局が共同制作番組を持っている縁とはいえ全国的にも珍しいということ(三浦さんの話)でした。
なお、放送でも「歌声は風にのって」「テンミュージックアベニュー」のテーマ音楽(いずれもパーシーフェース楽団)そして電リクのテーマ2曲と、ラジオ関西ファンの方々にはこたえられない時間ではなかったかと思いました。
なお、会場では、ラジオ関西ファンwebからのリンクもしていただいているLさんからお声がけいただきました。
この日はあいにく用事が入っており最後まで見届けることができず会場を離れましたがおそらく大成功として終了されたのではと思います。
三浦さんの話で参考になったこと
(1)電話リクエストが日本で最初はラジオ関西、プロ野球中継も最初はラジオ関西(このことは勿論知っていたことであり、ラジオ関西ファンwebでも話題にしている)、ラジオ関西のプロ野球中継は試合終了までというのが特徴で、それが売りであり、これも日本で最初であった
(2)サンテレビの野球中継は試合終了までというのが売りであるが、これはラジオ関西の手法だったものが「サンテレビができたとき、ラジオ関西のスタッフがサンテレビに移り、ラジオ関西の手法を継承した。のだという
私は、テレビではネット番組の関係で試合終了まで中継できないのだが、uhf局やラジオ局は自由が利く(悪く言うとスポンサーの縛りが少ない)のでこのような形になっていると思い込んでいたが、ラジオでもラジオ全盛時代では大阪局は試合終了まで通常番組のため放送できなかったので、ラジオ関西は、試合終了まで中継というのを売りにしなければならなかったのではないかと思うようになった。いずれにしてもいろいろと参考になる話題も多いイベントであった。
« 放送局の大株主リスト | トップページ | ラジオ関西交通情報のBGM »
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
西川さん、こんばんは。お久しぶりです(と言ってもここは時々のぞかせていただいてます!)
「名曲ラジオ」の持ち出しレコードコンサートももう3回目ですね。私はなぜかいつも不都合で聴きにいけないのですが、今回もどうしても時間がとれませんでした。残念! 私のBBSでLさんからリポートをいただきましたので、ここのURLもリンクしておきました。お二人のリポートで様子がよくわかりました。次の機会にはぜひ私も行きたいです。
ところで、西川さんのコメント中のI氏は編成局長さんだと思います…
投稿: るんるん | 2006年12月25日 (月) 21時20分
るんるんさん ごぶさたしております
コメントありがとうございます
るんるんさんのWEBは拝見させていただくのですが、BBSの方には入れないのでまたメールでも伺おうかとしておりましたがそのままになり大変失礼しております
I氏の件情報ありがとうございます。何せI氏をお見かけしたのもひさしぶりになり、思わずLさんに確認をしたぐらいでしたから・・。
もっともレコードコンサートが始まると三浦さんからプロデューサの紹介がありましたので間違いはないのですが、ご多忙のようだったので私の方には気づかれていたかどうかわかりません。もっともLさんの方は観客同志なので、開演前に気づかれお声がけいただいた状況でした。
三上アナが報道制作部長に昇格されたのですからIさんは局長というのも当然なのでしょうね。
投稿: 西川敏弘 | 2006年12月25日 (月) 23時29分
私のBBSのパス、メールでお送りしていたのですがスパムに埋もれてしまったのかもしれませんね。再送しておきましたので、ご確認くださいマセ。ではこれからもよろしくお願いします。
投稿: るんるん | 2006年12月26日 (火) 09時53分
こちらから失礼します。今朝のメール届いてなかったみたいですね? さきほど再々送しておきました。無事届きますように。
投稿: るんるん | 2006年12月26日 (火) 19時39分
るんるんさん。大変ご迷惑とお手数をかけ申し訳ありませんでした。
メールの方確認しまして早速アクセスさせていただきました。
こちらのほうでもよろしくお願いします。
投稿: 西川敏弘 | 2006年12月27日 (水) 01時32分
来年4月、ラジオ関西は開局55周年を迎えます。
その4月に、ラジオ関西は、パーソナリティーの大幅入れ替えなどを含む大改編をする予定でいるのでしょうか。
東京のラジオキー局では、図らずも、ラジオ関西と同じ様に来年開局55周年を迎える、文化放送が、すでに、来年の番組改編の構想を公表し、約4割の番組を刷新する方針を表明しています。
文化放送がこれほどの大改編を行うのは、
約20年前の昭和62年4月の、開局35周年の時以来といわれています。
そういえば、昭和62年の春、ラジオ関西は、平日の朝から夕方のワイド番組の刷新やリニューアル、それに朝一番のワイド番組のスタート時刻繰上げなどを柱とした大改編をしましたが、このころと比べて、ラジオ関西の番組ワイド化率は、結構上がっているようです。
投稿: らぶSun | 2006年12月27日 (水) 13時34分
ラジオ関西は、2006年春に大幅な改編をしたばかりですので、通常ですと少なくても2年は続くのが通例ですからこれら主要番組は55周年でも残るのではと思います
(特に平日の朝6時台から午後6時までの間はほとんどが変わりました)
その意味では改編の可能性があるのは、(1)プロ野球の時間帯(シーズンオフだけでなく)(2)金曜日の昼間(3)土日の昼間(ただし、競馬やラジオキッズは成功例ですから、強化は考えられても逆はないと・・)(3)日曜夜・・昨年は思い切ってRFからのプロ野球中継を日曜日はやめ、「名曲ラジオアワー」などの路線となりましたが・・来年もそうなのか??というところです
投稿: 西川敏弘 | 2006年12月28日 (木) 12時27分