ラジ関君の中継アンテナ
(写真はいつものようにクリックすると大きくなります)
ラジオ関西まつりで中継車そのものを写真に撮るひとはいても、アンテナまで注目する人はいないでしょうね。
このように、3エレメントの八木アンテナで輻射器部分は広帯域対応のループになっています。1/4波長アンテナですので、見るからにUHF帯です。
アンテナの取り付け方向が一般のテレビと違う縦型なのは垂直偏波(電磁波の電界面が垂直)方式です。
UHFで3エレメントというとアマチュア無線でも最低でも7エレメントを使いますので、このようなものでいいのかなあというのが正直な感想です。
というのは3エレメントでは利得がそれほど大きくなく、指向性もそれほど鋭くはありません。しかし良く考えるとラジ関君にはこのほうが都合がいいのかも知れません。というのは、この中継車は直接波で通信するものではなく、摩耶山などに設けられた中継装置を使うものであると思われるからです。指向性が鋭すぎるとアンテナを基地局に向けるのが難しいと思われるからです。また、ループ状のアンテナは広帯域をもたせるためと思いますが単一周波数免許であれば、特定の周波数でよくこのようなアンテナはなく、中継レピータ装置は2つ以上の周波数(上りと下り)を使用するためではないかと思いました。
あまりにもくわしくアンテナを眺めているのでスタッフの人に不審がられたりしました。
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